【リーダーへの一歩】

相手の立場に立てるコミュニケーション能力

 あなたは、仕事や友人関係、青年会議所での活動で、相手のことを十分理解してコミュニケーションをとれているでしょうか。どんな付き合いの人でも、性別や宗教、趣味や趣向、立場等により、同じ考え方や価値観を持っている人に出会うことはとても少ないのではないでしょうか。
 組織やチームで同じ目標に向かうためには、力を合わせることも、行動することもコミュニケーション無しにはできません。同じ価値観・同じ能力・同じ方向に全ての人が進んでいけるのであれば、問題なく進むことができますが、実際は能力や意気込み等、異なっているのが当たり前です。相手の立場に立って物事を考え、コミュニケーションをとることが信頼関係を作る上でとても大切になります。
 では、どうしたら相手の立場に立って物事を考える事ができるのでしょうか。自身と相手の意見が正反対の場合、意見がぶつかり合って、なかなか理解することができません。自身の視点と、立場を変えて相手の視点から考えるだけでは、対抗したままになってしまいます。
 いかに自分が相手の事を知らないかということを自覚し、自身の欠乏感や無価値観がわかることで、変に振り回されなくなり、相手の気持ちもより分かるようになります。相手の立場になって考えるコミュニケーションとは、相手の感情を感じて理解し、そして心の距離を縮めて深いコミュニケーションを気づくことで、この人はきっとこう考える人だろうという架空の人物の立場になって考えてしまうことに陥る危険を回避できます。
 大切なことは、本当の意味で、相手の事をよく知ろうと続けていくことで、自分とは全く違う価値観・性格・考え方を持った人に対しても、相手の立場に立った上で、理解と受容ができる能力だと考えます。

                                     会員資質向上委員会 委員長 福田 祥久